戦歴上位の松谷秀を信頼

松谷秀幸
2月奈良記念で平原康の逃げを差して優勝した松谷秀幸は、その後も上位クラスで安定した走りを披露している。サマーナイトは予選で勝ち星をゲットすると、8月函館G3では着、同月小倉着。自分で戦っても優勝は狙えるが、根田空史との連係が叶うようなら展開の利を得られる可能性も大いにある。根田とは昨年の競輪祭一次予選2で連係していて、逃げた根田に乗った松谷が2着に入っている。オールスターは結果を出せなかった根田だが、8月向日町は連勝で優参するなど調子に問題はない。仕掛け早い自力型が少ないここは主導権を握って押し切りも。
河村雅章、横山尚則と2枚の自力型を擁する関東勢も侮れない勢力だ。横山はやや精彩を欠いている印象だが、河村は8月立川着など動けている。レジェンド神山雄一郎が両者を盛り立てる。
北日本勢も総合力はなかなかのもの。阿部力也、齋藤登志信の宮城コンビに飯野祐太と実力者ぞろいだ。先頭で戦いそうな飯野の調子が上がってくれば怖い。