• 弥彦競輪場開設68周年記念7/28〜7/31

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 弥彦 07/28

 過酷な暑さの中で選手たちは厳しい戦いを強いられた。準決勝ではⅤ候補筆頭の平原康がまさかの敗退。3レースのうち2レースで3連単10万円オーバーの大穴配当が飛び出すなど、波乱のシリーズだった。

簗田一輝

簗田一輝

 準決勝で平原を破って金星を挙げたのは簗田一だ。シリーズ3連勝の勝ち上がりで強烈なインパクトを残した。

 「準決勝は理想の展開でしたけど、それでもどこかで平原さんが来るんじゃないかと思ってました。少し前よりは脚も上がってきていると思います。それでも上位の選手とは差がありますね。最近は(渡邉)晴智さんのアドバイスもあって無理に先行するよりも、自分の順番が来たらしっかり行くようにしています。それでいい結果を残せてます」

坂本貴史

坂本貴史

 坂本貴は今年初の記念優出。今期に入って成績が一気に上昇している。

 「今年の前半は悪かったけど、最近は調子がいい。流れもいいですね。練習の成果が出てきていると思います。新潟は母方の実家があるので、思い入れはあるし、弥彦を走る時は気持ちが入ります。オールスターも出れないし、(9月)地元の青森記念にも呼ばれなかったので、ここで活躍したいと思ってました」

島川将貴

島川将貴

 島川将は2着。二次予選で敗退したが、連日、しっかり主導権を握って3度の確定板入りを果たした。

 「今回は4日間、バックを取ることが目標だったし、それを達成できてよかったです。最終日は前受けになったから全部突っ張る気持ちでいました。3着まで粘れているし、自分の持ち味を出せたと思います。初日はすごい重かったんですが、セッティングを修正して、感触はよくなりました。練習よりも競走は気持ちが入るし、いい意味の緊張感があります。次につながる走りはできました」

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