ピックアップ GⅢ 松戸 10/08
千葉勢で決勝に勝ち上がったのは成清貴之だけだったが、敗者戦回りになったメンバーも地元で気迫のレースを見せていた。大石剣士の仕掛けに離れてしまった初日が悔やまれる小埜正義だが、残り3走はオール連対。7月岐阜で落車からの復帰戦をまずまずの成績で終えた。
「初日が悔まれるけど、2日目からは余裕が出てきて、やっと競輪になじんだ感じ。練習もできてたし、感触は全然良かったです。初日はレース勘だったなと思います。総合評価としては悪くなかったんじゃないですか。3日間、確定板だし、復帰戦としては上々。去年ここで暴走で失格した分も倍返しとはいかなかったけど、次に松戸に来たときは優勝できるように」
準決勝はあわや4日制G3初優出かという伸びを見せた近藤保。シリーズ未勝利には終わったが「今回はまとめられたと思う。感じは悪くなかったと思うし、また次頑張ります」と、2着2本の結果に満足げ。初参戦だった地元G3で十分に見せ場は作った。