• 富山競輪場開設73周年記念瑞峰立山賞争奪戦8/29〜9/1

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 富山 08/29

五十嵐綾

五十嵐綾

 今期初めてS級にステージを上げた五十嵐綾は、シリーズ2勝でアピール。その2勝はともに町田太我の逃げをまくってのものだけに、周囲の評価は高い。最終日も4着に終わったが、展開に応じた俊敏な動きで縦横無尽に立ち回った。が、自身は冷静に振り返る。

 「(3日目は)自分に展開が向いたというか、警戒されてなかったんでああなったんだと思います。町田君がめちゃくちゃ強かった。金ヶ江(勇気)さんが突っ張られて降りてきたんで、そこにこだわるよりはって体が反応した。(青井賢治をさばいて)早めに決着がついて良かった。あれしかできないっていうのがありますね。(町田を相手に)突っ張り先行だったり、カマシ先行っていうのができればいいんですけど。さばいて、まくっていう競走しか勝ててない。ただ、(今シリーズ)2勝できたのは大きいですね。先行、さばき、まくり、なんでもできるようになりたい。(同県の)新田(祐大)さん、佐藤(慎太郎)さんを付けてとかって考えると、このままじゃいけない。タテ脚をもっとつけていかないと」

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