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朝日新聞社杯競輪祭

レース展望

競輪祭初Vを睨む脇本

 第64回「朝日新聞社杯競輪祭」は、11月22日~27日の日程で小倉競輪場に於いてナイターで開催される。今シリーズはSS班9名をはじめとして輪界の第一人者である脇本雄太、グランドスラマー新田祐大らベストメンバーが参戦。グランプリ最後の椅子をかけるにふさわしい大会となった。また、ガールズもグランプリトライアルがA、Bグループに分かれて行われる。大会最終日に男女ともにグランプリメンバーが決定する。

 今年もワールドクラスの豪脚で別線を沈黙させてきた脇本雄太。ダービー、オールスターのG1大会2Vを含み優勝は2ケタの11回。勝率は圧巻の84・2%で、どれを取って見ても素晴らしい数字を残している。トップスピード、航続距離、加速力と3拍子そろっていて死角は見当たらない。G1大会では7Vを達成しているが、まだ競輪祭、全日本選抜は手中に修めていない。大会初Vを飾りグランドスラムに王手をかける。タッグを組む古性優作も今年は全日本選抜、高松宮記念杯と2Vを達成。10月京王閣記念では着で3日目から欠場しているが、今年のG1はここまで5大会すべて準決は1着でクリア。調子は整えてくるはずなので不安はあるまい。脇本の仕掛け次第では逆転も可能だろう。
 11月防府記念の決勝で落車した郡司浩平だが、ケガは軽傷の模様で、評価を下げる必要はなさそう。共同通信社杯で4連勝すると、10月熊本記念in久留米❶着、11月防府記念は着で優参していて調子は申し分ない。深谷知広、和田真久留らと南関ラインを形成し、一昨年に続き大会2V目を狙う。
 中四国勢も戦力は整っている。松浦悠士、清水裕友、太田竜馬。松浦は今年も高いレベルで成績をまとめていて、獲得賞金ランキング第2位。19年に初タイトルを獲得した思い出の大会で、再び主役を演じても不思議ではない。清水は獲得賞金ランキング第9位でボーダーラインにいる。第10位とは1200万円近くの差があるものの、第10位以下の選手が優勝した場合は出場権を獲得できない。11月防府記念では、前人未到の4日制同一記念5連覇を達成して気分的には最高潮のはず。Vを射止めてグランプリを確定させる場面もありそうだ。
 寬仁親王牌を制覇し、輪界4人目のグランドスラマーとなった新田祐大も有力な優勝候補だ。一息入ったのか、10月京王閣記念は不本意な結果に終わったが、ここには軌道修正して臨むはず。獲得賞金ランキング第4位の佐藤慎太郎、第5位の守澤太志、第11位の成田和也と北日本勢は強豪ぞろい。好連係を決めれば北日本勢から優勝者が出てもおかしくない。ただ、11月防府記念の決勝で落車した佐藤は打撲がひどい模様で、体調には一抹の不安が残る。
 関東勢も総合力は引けを取らない。大将格の平原康多をはじめ宿口陽一、吉田拓矢と3枚のSS班を擁していて、自力攻撃に一段と磨きがかかった眞杉匠、レース巧者の諸橋愛も控えている。平原はこの大会は相性が良く、3Vを達成した実績がある。16年以来となる4V目ゲットも。
 九州勢はSS班不在ながら一発を秘める選手ぞろい。昨年は決勝に乗った地元の北津留翼、園田匠をはじめ、荒井崇博、山田庸平の佐賀勢に山崎賢人。山田は獲得賞金ランキング第10位も第9位とは1200万円近くの差を付けられている。目指すはVのみだ。

推奨選手

  1. 坂井洋 (S級1班 ・栃木)

     最近は自力攻撃に迫力を増している。寬仁親王牌では二次予選Bで逃げ切ると、10月京王閣記念は❷着と気を吐いた。スピードの切れには素晴らしいものがあり、上位進出が期待できる。

  2. 野原雅也 (S級1班 ・福井)

     11月防府記念では1着と3連対の大活躍。準決は1輪及ばず惜しくも決勝進出を逃がしたものの、好調時のスピードが甦っていた。今の調子ならビッグレースでも一発があっておかしくない。

  3. 吉田有希 (S級2班 ・茨城)

     Gレースの競走に慣れてきた感があり、自慢の先行力を遺憾なく発揮する競走が増えてきた。寬仁親王牌は準決に駒を進めると、10月京王閣記念では決勝に乗っている。台風の目として警戒したい。

出場予定選手

級班 選手名 府県 期別 年齢 戦法
SS 守澤太志 北日本 96 37 追込
SS 佐藤慎太郎 北日本 78 46 追込
SS 吉田拓矢 関東 107 27 逃捲
SS 平原康多 関東 87 40 自在
SS 郡司浩平 南関東 99 32 捲逃
SS 古性優作 近畿 100 31 自在
SS 松浦悠士 中国 98 32 自在
SS 清水裕友 中国 105 28 自在
S1 菊地圭尚 北日本 89 42 追捲
S1 新山将史 北日本 98 31 追捲
S1 坂本貴史 北日本 94 33 自在
S1 新山響平 北日本 107 29 逃捲
S1 永澤剛 北日本 91 37 追捲
S1 佐藤友和 北日本 88 39 自在
S1 阿部力也 北日本 100 34 追捲
S1 和田圭 北日本 92 36 追込
S1 大槻寛徳 北日本 85 43 追捲
S1 山崎芳仁 北日本 88 43 自在
S1 高橋晋也 北日本 115 28 逃捲
S1 小松崎大地 北日本 99 40 逃捲
S1 渡邉一成 北日本 88 39 逃捲
S1 渡部幸訓 北日本 89 39 追捲
S1 佐々木雄一 北日本 83 42 追捲
S1 伏見俊昭 北日本 75 46 追捲
S1 新田祐大 北日本 90 36 捲逃
S1 成田和也 北日本 88 43 追込
S1 杉森輝大 関東 103 40 追捲
S1 吉澤純平 関東 101 37 自在
S1 長島大介 関東 96 33 捲逃
S1 神山拓弥 関東 91 35 追捲
S1 雨谷一樹 関東 96 32 逃捲
S1 金子幸央 関東 101 29 逃捲
S1 眞杉匠 関東 113 23 逃捲
S1 坂井洋 関東 115 28 逃捲
S1 木暮安由 関東 92 37 追捲
S1 森田優弥 関東 113 24 逃捲
S1 阿部大樹 関東 94 33 自在
S1 武藤龍生 関東 98 31 追込
S1 菊池岳仁 関東 117 22 逃捲
S1 諸橋愛 関東 79 45 追込
S1 鈴木裕 南関東 92 37 追捲
S1 岩本俊介 南関東 94 38 逃捲
S1 和田健太郎 南関東 87 41 追捲
S1 松井宏佑 南関東 113 30 逃捲
S1 和田真久留 南関東 99 31 自在
S1 松谷秀幸 南関東 96 40 自在
S1 五十嵐力 南関東 87 43 追込
S1 小原太樹 南関東 95 34 自在
S1 松坂洋平 南関東 89 40 捲逃
S1 内藤秀久 南関東 89 40 追込
S1 深谷知広 南関東 96 32 逃捲
S1 渡邉雄太 南関東 105 27 逃捲
S1 山田諒 中部 113 23 逃捲
S1 山口拳矢 中部 117 26 逃捲
S1 浅井康太 中部 90 38 自在
S1 坂口晃輔 中部 95 34 追込
S1 柴崎淳 中部 91 36 捲逃
S1 寺崎浩平 近畿 117 28 逃捲
S1 野原雅也 近畿 103 28 逃捲
S1 脇本雄太 近畿 94 33 逃捲
S1 山田久徳 近畿 93 35 自在
S1 三谷竜生 近畿 101 35 自在
S1 山本伸一 近畿 101 39 自在
S1 東口善朋 近畿 85 43 追捲
S1 南修二 近畿 88 41 追捲
S1 神田紘輔 近畿 100 36 追捲
S1 村田雅一 近畿 90 38 追込
S1 河端朋之 中国 95 37 逃捲
S1 隅田洋介 中国 107 35 自在
S1 柏野智典 中国 88 44 追込
S1 岩津裕介 中国 87 40 追込
S1 町田太我 中国 117 22 逃捲
S1 山下一輝 中国 96 33 追捲
S1 宮本隼輔 中国 113 28 逃捲
S1 石原颯 四国 117 22 逃捲
S1 香川雄介 四国 76 48 追込
S1 久米良 四国 96 34 追込
S1 小倉竜二 四国 77 46 追込
S1 原田研太朗 四国 98 32 自在
S1 小川真太郎 四国 107 30 自在
S1 阿竹智史 四国 90 40 自在
S1 島川将貴 四国 109 28 逃捲
S1 橋本強 四国 89 37 追込
S1 渡部哲男 四国 84 42 追込
S1 北津留翼 九州 90 37 捲逃
S1 園田匠 九州 87 41 追込
S1 小川勇介 九州 90 38 追込
S1 坂本健太郎 九州 86 42 自在
S1 岩谷拓磨 九州 115 25 逃捲
S1 野田源一 九州 81 43 自在
S1 山田庸平 九州 94 35 自在
S1 荒井崇博 九州 82 44 追捲
S1 山田英明 九州 89 39 自在
S1 井上昌己 九州 86 43 追捲
S1 山崎賢人 九州 111 29 逃捲
S1 中川誠一郎 九州 85 43 自在
S1 嘉永泰斗 九州 113 24 逃捲
S1 中本匠栄 九州 97 35 自在
S1 松岡辰泰 九州 117 26 逃捲
S1 瓜生崇智 九州 109 27 自在
S1 伊藤颯馬 九州 115 23 逃捲
S2 阿部拓真 北日本 107 32 自在
S2 吉田有希 関東 119 21 逃捲
S2 志智俊夫 中部 70 50 追捲
S2 犬伏湧也 四国 119 27 逃捲
S2 宗崎世連 四国 100 31 逃捲
S2 松本貴治 四国 111 28 逃捲
S2 阿部将大 九州 117 26 逃捲

ガールズGPトライアルA

レース展望

ガールズGPトライアル トパーズ

 太田りゆ、梅川風子、佐藤水菜のナショナルチームメンバーが勢ぞろいした上に、元ナショナル組の小林優香までいて超ハイレベルな争い。グランプリ出場を果たすには優勝するしかないこの4人から優勝者が出て出場権を奪う可能性は高いのでは。その最右翼は世界選ケイリンで2年連続銀メダルの偉業を達成した“世界のサトミナ”こと佐藤だ。そのスピードは半端なく、まくり届かず2着だった3月のコレクションを除けば今年は負けていない。ただ、後方に置かれると厳しいドームの高速バンク。梅川、太田、小林優なら組み立て次第で、佐藤で絶対という流れを変えられる。
 賞金争いのボーダーにいる小林莉子、尾崎睦はハイペースの流れに食らい付ていって自らの手でグランプリ出場権を死守したい。石井寛子も年末へ手応えをつかみたい大事な一戦だ。

出場予定選手

級班 選手名 府県 期別 年齢 戦法
L1 荒牧聖未 関東 102 32 自在
L1 飯田風音 関東 120 21 逃捲
L1 太田りゆ 関東 112 28 逃捲
L1 小林莉子 関東 102 29 捲追
L1 高橋朋恵 関東 108 28 自在
L1 石井寛子 関東 104 36 自在
L1 梅川風子 関東 112 31 捲逃
L1 尾崎睦 南関東 108 37 逃捲
L1 佐藤水菜 南関東 114 23 逃捲
L1 山口真未 南関東 120 30 逃捲
L1 中野咲 中部 110 25 自在
L1 太田美穂 中部 112 26 逃捲
L1 日野未来 近畿 114 29 自在
L1 小林優香 九州 106 28 捲逃

ガールズGPトライアルB

レース展望

ガールズGPトライアル アメジスト

 獲得賞金額下位の選手が一発逆転でグランプリ出場権を手にするドラマも期待されるが、今年も児玉碧衣に主役を譲る気はない。ティアラカップで奥井迪に完敗したことをきっかけに児玉は練習への考えを変えた。その成果を示す最初のビッグがこの大会だ。豪快なカマシ、まくりで圧倒するのが児玉のスタイル。より威力を増したタテ攻撃を決めてグランプリへ向かう。
 柳原真緒、奥井、山原さくらもグランプリ出場はほぼ固く、昨年からの躍進が数字でも現れている。中でも柳原は5月のコレクションでのビッグ初優勝でランクアップ。昨年大会は児玉の準Ⅴだったが、今の勢いなら逆転も。
 尾方真生は獲得賞金額でボーダー。吉川美穂、鈴木美教は9、10位で勝たなければグランプリ出場には届かない。だが、実力はランク上の選手に何ら見劣りしない。波乱を呼ぶかも。

出場予定選手

級班 選手名 府県 期別 年齢 戦法
L1 岩崎ゆみこ 関東 116 26 逃捲
L1 青木美保 関東 118 25 自在
L1 奥井迪 関東 106 40 逃捲
L1 鈴木美教 南関東 112 28 自在
L1 久米詩 南関東 116 23 逃捲
L1 當銘直美 中部 114 26 追捲
L1 太田瑛美 中部 120 21 捲逃
L1 柳原真緒 近畿 114 25 逃捲
L1 坂口楓華 近畿 112 25 自在
L1 吉川美穂 近畿 120 29 自在
L1 山原さくら 四国 104 29 逃捲
L1 児玉碧衣 九州 108 27 逃捲
L1 尾方真生 九州 118 23 逃捲
L1 大久保花梨 九州 112 24 捲逃

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