快進撃が続く磯島康

磯島康祐
破竹の進撃を続ける磯島康祐に注目。特班3場所目の2月宇都宮で早くも完全Ⅴ。周囲を驚かせると、その後も白星を重ねて8月四日市までに3Ⅴ31勝の驚異的な数字を叩きだしている。スピードを生かした積極果敢な走りを売りに、まくりに回っても強い。潰し合いになるような同型も少ない今節もレースを支配しての押し切りが有力だろう。5月西武園着でスランプを脱した渡部幸訓もその後は優出続きで順調そのもの。先行、まくりの機動力を備えるが、ここは磯島マークでVを狙う。
関東は降級の宮下貴之が軸。持ち前の自在脚で7月宇都宮をⅤ、8月西武園を準Vなど上々の滑り出し。タテヨコにキレのある走りで貫禄を見せるか。後位も山信田学に、栃木勢とも結束ならラインの長さで有利に戦える。
地元勢も意地を見せる。降級の中井達郎は初戦の7月松戸を制すなどキメ脚は健在。前を任せる荒川大輔は積極性で磯島に負けてないので、地の利を生かせば面白い。