上昇一途の城幸に◎

城幸弘
実力伯仲で誰からでも狙えそうだが、上昇著しい城幸弘を本命に据える。6月取手記念で記念初優参を果たすとその後のF1戦も優参続き。迎えた8月豊橋記念では着と2度目の記念優参を遂げた。初日特選では深谷知―金子貴を外併走で封じてのまくりで諸橋愛とワンツーを決めると、2日目優秀は6選手が落車に見舞われるアクシデントはあったものの逃げ切り勝ち。ここも相手や展開に応じて先行、まくりを使い分けV争いの中心となってくるか。
北勢が対抗。軸となるべき永澤剛は落車負傷で7月四日市記念から走っていないが、根本哲吏が5月小松島でS級初Vを飾るなどブレイク中。強靭な粘り腰を発揮しており、ここも先手奪って、伊藤大志と上位独占を狙う。
地元の小岩大介もチャンスはありそう。まくりが冴える田中誠を目標に優勝争いに割って入りたい。機動力を増している松岡篤哉、椎木尾拓哉のタテ攻撃も侮れない。