キメ脚冴える諸橋愛
上位陣は実力伯仲も、関東勢がややリード。諸橋愛は今年4月川崎記念で04年9月の青森以来の記念制覇を果たすと、8月豊橋記念も制覇。キメ脚が冴え渡っている。オールスターではまたも準決突破を果たせなかったが、1着権利の特別選抜予選では天田裕の番手から抜け出し快勝と、状態の良さをうかがわせていた。今節は豊橋記念で2度目の記念優参など躍進みせる城幸弘が目標。城に直前の9月高松での落車の影響がなければワンツーも狙える。
状態を上げてきた佐藤友和が対抗だ。高松宮記念杯で落車したが、復帰戦の8月京王閣ですぐさま決勝進出、9月青森記念で決勝3着。その中で迎えたオールスターでは準決敗退も、最終日特別優秀は、山崎芳のまくりをきっちり差し切るなど動きも良かった。自在性に富んだ競走が持ち味だが、今節は地元の山田敦也を背負い自力で勝ちにいく。
原田研太朗も優勝候補の一角。今年はダービーでの優参から始まり、ビッグで結果を残し続ける。威力を増したカマシ、まくりで別線一蹴も十分ありうる。