北勢中心も混戦模様
実力伯仲で混戦となりそうだが、北勢を中心に据える。飯野祐太は今期初戦の7月青森で準Vになると、その後もF1戦では優参続き。9月奈良、小田原と自身の優勝はならなかったが番手の佐藤慎、小野大の優勝を引き出した。10月向日町記念でも優参と上り調子。当所も3月に番手戦ながらVとイメージは良く、ここも得意のまくりで別線を一蹴するか。となれば、和田圭にも好機。前述の青森決勝では北作戦で飯野の番手まくりをゴール前捕らえ優勝。ASでも着で3日間確定板入りと状態は高いレベルで維持している。向日町記念での落車の影響は気なるが、坂本貴史も控える北勢は層が厚い。
南関勢が対抗。郡司浩平はASで逃げて2連対。一予では地元の海老根恵を背負う重責を見事に果たすと、4日目特選1では松坂英司とワンツーを遂げた。その松坂も優勝こそないが安定感は高い。神奈川コンビにASで優参の武井大介も加わり強力ラインを形成だ。
中近勢も、落車禍から抜け状態上がってきた三谷竜生に志智俊夫、山内卓也で逆転も十分狙える布陣。地元の吉本卓仁も虎視眈々。