大阪勢がリードも混戦
佐川翔吾、南修二の大阪コンビがややリードだ。佐川は8月豊橋で記念初優参を果たすと、オールスターではG1初勝利をマークと今年急成長を遂げた1人。F1戦は2回優勝している。ここも自慢の脚力を発揮。そうなれば南修二に好機。心技体で充実期に入っており、8月富山では繰り上がりではあったが13年目で待望の記念初優勝。輪界でもトップクラスのマーク技術に加え、キメ脚も光る。佐川を巧リードし、ワンツーへと導く。
対するはホームの野田源一。単騎で破壊力抜群のまくりのイメージが強いが、9月岐阜記念二予では逃げ切りと時折り見せる先行策も魅力。当所は優勝がなく昨年は4月、12月と2度とも優参を逃しているだけに、今節への思いも強いはず。自在に立ち回り初Vを狙う。今回も西川親幸が付け九州タッグ結成か。
永澤剛、岡部芳幸の北勢にもチャンス。永澤は10月大垣記念で負け戦だが後半2日間を着と記念クラスでも本来の走りが戻ってきた。岡部の援護のもとF1戦ならV候補。
また混戦になれば渡部哲男も間隙を突いてきそう。根田空史、田中晴基の機動型を鈴木誠が援護する千葉トリオもV争いに参戦だ。