勢いある原田研から

原田研太朗
一線級の機動型がそろい大激戦だが、総合的に判断して原田研太朗を本命視。10月大垣記念着の初日特選は、後続をまくり千切った平原康を追ってまくり上げると、ゴール前で逆転。上がりタイムは10秒9だった。そして、続く11月松戸では打鐘前からカマしての逃げ切りで今年4V目をゲット。まさにノリノリで、ここも援軍の少なさを感じさせない走りでⅤ争いの主役となる。
とはいえ、他地区も互角かそれ以上。南関勢は特に怖く、近藤隆司は10月別府で今年6V目、続く千葉記念も3連勝で優参するなど今年41勝は原田を大きく上回る。まくり勝ちが圧倒的に多いが、松坂洋平、林雄一の神奈川勢も援護に回りそうなだけに、先行策でV狙うことも。
高橋陽介は成績以上の動きで、底上げしてきた印象。仕掛けが適切なら一発狙えそう。中近コンビにも警戒。安定感に欠ける松岡健介だが、一撃の破壊力は健在。10月弥彦でⅤと流れが良い柴崎俊光が恵まれることも。