関東勢が総力を結集

岡田征陽 欠場
全日本選抜直後の開催で混戦模様となるが、層の厚い関東勢がややリードか。怪我から復帰し再進撃を目指す横山尚則、鈴木庸之の機動型に、岡田征陽、芦澤辰弘と個性派がそろう。横山、鈴木はともにスピードに自信を持つ。500バンクの長い直線を計算に入れ、一気のスパートで勝負に出よう。岡田、芦澤がこの両者を援護していく。岡田は地元立川記念では目標に離れる場面もあったが、当所までにきっちり修正してくるだろう。
坂本亮馬も落車の影響さえなくなれば実力上位の存在だ。遠征の今節は援軍が少ないが、どんな状況であれ、変幻自在な立ち回りからV争いに参戦する。
南関勢は松坂洋平、望月永悟が中心。松坂は展開がはまると底知れぬパワーを発揮するタイプ。川村晃相手に今年初戦の1月久留米を制し、好スタートを切っている。
猪俣康一次第では、点数上位の西岡正一や実績上位の市田佳寿浩と、連係有力な近畿勢も浮上してくるだろう。