熾烈を極めるV争い

小松崎大地
勢いに乗る機動型の激突で、ハイレベルな一戦。中心となるのは北勢か。小松崎大地は全日本選抜で2連対。ダービーは二予敗退も、5日目特選2では稲毛健を7番手まくりで射止めると、山崎芳の猛追も凌ぎアタマ。ここもタイミング良く出てV奪取だ。和田圭が援護。昨年5Vとブレイクし、今年も2月奈良記念を優参と安定している。12月平準決でも連独占と好相性の2人で決める。
近藤隆司の逆転も互角だ。全日本選抜で着と4度目のG1で早くも決勝の舞台を踏んだ。ダービーは準決敗退に終わり着と連対もなかったが、大舞台でも気後れなく走っている。ラインの充実度では北勢に劣るも、豪快な仕掛けで別線を一蹴も十分。
佐川翔吾、野原雅也の近畿の機動型2人も、山内卓也、吉村和之ら中部勢とライン形成なら本線視も可能な脚勢。キメ脚確かな小倉竜二も混戦になればチャンスだし、ダービーで落車の吉澤純平、大塚健一郎は影響なければ…。