貫禄十分な成田和だ

成田和也
復活へ一歩ずつ歩みを進める成田和也を本命視。静岡ダービーを欠場するなど、怪我も完治とはいかぬようだが、F1では頭一つ抜けた存在だ。1月西武園以降は優勝こそないものの毎場所優参し準V2回とさすがの安定感。今節は6月久留米記念の最終日に連係してワンツーの坂本貴史を先導役に、タテ脚健在な安部貴之もと北勢は充実の陣容。成田がまとめ上げて確定板独占へと導く。
柴崎淳、椎木尾拓哉の中近タッグが対抗だ。怪我から復調の柴崎は宮杯で二予敗退も残り2日間を連対締め。3日目には豪快な6番手まくりで根田空―山賀雅らをひと飲みと動きが切れていた。椎木尾がしっかりサポート。
地元の佐々木則幸も負けられない。4月当所記念は名古屋ダービーの落車で本調子には遠かった。結果的に二予敗退と悔いが残っただけにリベンジに燃える。宮杯で2勝と手応えつかんだ河端朋之が目標ならVも圏内か。
片寄雄己もV争いの一角。野田源一はまだ苦しいか。