混戦も南関コンビで

武田憲祐
実力伯仲で狙いは絞りづらいが、武田憲祐を本命に推す。今年に入っての安定した成績には目を見張るものがある。しかも、8月宇都宮でS級初Ⅴ、続く地元小田原記念は郡司浩に続いて準Ⅴとここにきて大きな成果も挙げた。番手技術も向上し、トップクラスの追い込み屋としての地位を確立。目標の鈴木裕を好アシストし抜け出し図る。鈴木裕も地元戦だけに気合十分だろう。スランプに陥った時期もあったが、5月別府、6月千葉を制するなど脱却に成功。走り慣れた走路で期待に応える。
関東は横山尚則、浦川尊明の茨城勢に鈴木庸之と戦力がそろう。特に横山は怪我が続き出世が遅れたが、4月青森を制覇と着実にステップアップ。さらに、7月小松島記念1着など上位の同型と走っても見劣りしなくなった。鈴木庸も9月岐阜記念を2連対と状態上向き。
竹内智彦は8月青森をⅤなどキメ脚が光る。今節は9月青森記念で好走した佐藤和也の番手から勝機を見出す。