快速ブフリで勝てる

マティエスブフリ
昨年は初来日ながら5Vを達成したブフリは、今年も自慢のスピードで他を圧倒している。4場所に出走した時点で、優勝こそ1回だけだが、9個の勝ち星をゲット。400バンクなら10秒台の上がりタイムを当たり前のように叩き出すだけに、内に封じ込められて力を出せない展開にならない限り首位は揺るがない。ベルビスとドミトリエフは決勝を外している場所もあるように、レースの流れに乗り損じる場面も散見するが、外国勢の中では仕掛けの早いブフリに続く展開なら好勝負に持ち込めるはず。外国勢の並びには注目しておきたい。
日本勢では北日本コンビに期待がかかる。飯野祐太は柔軟性あるタテ攻撃で安定した成績を残していて、当所の親王牌では敗者戦ながら長島大を豪快にまくって勝っている。内藤宣彦の援護で好位確保なれば連進出も。
地元の天田裕輝は意地を見せたい。好調といえる近況ではないものの、仕掛けどころは心得ている。