岡田征を指名も激戦

岡田征陽
実力互角のメンバー構成で優勝のゆくえは混とんとしている。本命には岡田征陽を推した。良くなると落車を繰り返して最近はF1戦でも決勝を外す場所が目立つなど、成績がまとまっていなかった岡田だが、10月京王閣記念では着と大ヒットを飛ばした。決勝は平原康のまくりを差し切り、上がり11秒フラの好タイムをマーク。地元戦に向けて作った脚がまだ残っていそうで、番手でなくても突き抜けられるとみた。関東の機動型は、積極果敢な鈴木謙太郎と自在性を増す山田義彦。どちらも好発進を決めれば優勝争いを賑わす実力を備える。
立ち直ってきた岩本俊介も好勝負が見込める。9月向日町記念で優参すると、10月静岡では連勝で決勝に進出。タテ脚鋭く仕掛けがツボにはまれば一発怖い。
岡崎智哉も徐々に調子を戻してきた。今期は一皮むけた走りを見せている神田紘輔とのタッグは侮れず、大阪コンビの動向には注意したい。