スピード違う外国勢

テオボス
今年も全国各地でワールドクラスのスピードを遺憾なく発揮している外国勢。今シリーズはボス、ぺルビスの2名が参戦する。外国勢が連係したときは、番手を回った選手の勝率が圧倒的に高いので、ここも並びが最大のポイントになる。一応、本命にはボスを推した。日本の競輪は久しぶりとあって、まだ戸惑いもあるような走りだが、ケイリンエボリューションで圧勝したスピードは素晴らしかった。ベルビスは10月大宮F1で準V。豪快にまくったブフリに付け切れず完敗の恰好となったが、意地で2着はキープした。ボスの番手回りなら単十分。
ただ、次元が違うパーキンス、ブフリに比べれば、今回の2人にはまだ付け入る隙がある。日本勢は意地を見せたいところ。期待が大きいのは新山響平、菊池圭尚、小野大介の北勢だ。先兵の新山は、親王牌ではG1初参戦での優出はならずも、準決は大逃げに打って出て場内を沸かせた。外国勢にどこまで通用するかは興味津々。