石塚輪がA級V締め

石塚輪太郎
レインボーでの特進は果たせなかったが、石塚輪太郎の力が抜けている。7月松山から3連覇を果たすなど、強烈ダッシュにパワフルさも備わった走りはA級随一。1月地元和歌山記念へ向け、A級ラストを優勝で飾る。相手となるのは別線よりもむしろ同県の中西大だ。2人が並べば別線は太刀打ちできなさそうだが、6月高知MNでも別線で戦っており、ここも力勝負が濃厚。高知では石塚がVも、12月小倉で完全Vとノッている中西の逆転も十分あろう。山本佳嗣が若手2人を盛り立てる。
地元中部勢も同期の石塚にライバル心を燃やす堀兼壽に藤井準也と若武者がそろった。堅実な地元の西村豊らも加えて強力ライン結成も考えられそう。堀はS級経験者でもあり、地元地区で簡単に石塚にVは渡さない。
片岡迪之も優勝候補の一角だ。9月静岡以降優勝からは遠ざかっているが、まくりの破壊力は一級品。同県の三宅旬に吉永和生と援護陣も強力だ。