地元優勝狙う稲川翔

稲川翔
年またぎ開催に好メンバーがそろったが、中心は地元の稲川翔だ。S班復帰を目指した昨年は4月川崎で記念初優勝、静岡ダービーで優参と前半戦は手ごたえを感じていた。しかし、サマーナイト後の練習中に落車し、3カ月の欠場を余儀なくされる。それでも11月防府記念で復帰すると、2場所目の同月立川で優勝、12月当所記念準Vと復活への足掛かりをつかんだ。今節は昨年ブレイクした山本伸一とのコンビで地元優勝をつかみ取る。中近で坂口晃輔まで続くようなら、さらに盤石の布陣に。
根本哲吏、和田圭の北勢から狙っても面白そうだ。根本は共同通信社杯で準決進出を果たすなど、ビッグでも結果を残した。10月平塚の落車負傷は余計だったが、もう復調気配。堅実な和田と連独占も。鈴木庸之、芦澤辰弘の関東勢や小川勇介、大坪功一の福岡コンビも注意。
Ⅴ候補の一角の松浦悠士は、12月西武園で優勝の直後に落車。ただ、休まず広島記念に出走と影響は少ないか。