混戦を断つか吉澤純

吉澤純平
G戦線で存在感を示している吉澤純平のタテ攻撃に期待した。昨年は8月豊橋記念のVを含む34勝をマーク。GPシリーズ立川の決勝は3着に沈んだものの、ライン4人で上位独占を決める走りは内容があった。今節は強力な自力型がそろったが、パワーは一枚上。
YGP2016の覇者となった渡邉雄太の単も魅力。直線で内から抜け出す渡邉らしからぬレースだったが、冷静な判断と伸びは光った。佐藤龍二、成清貴之ら援護がしっかりしているのも心強い。
中井俊亮、南修二の近畿勢も侮れない。昨年大ブレークの中井を南が巧操縦しての近畿ワンツーもありうる。また、復調の小松崎大地に、大槻寛徳の北勢も怖い。