戦歴重視なら小埜正

小埜正義
今年は勝ち星に恵まれず、6場所に出走した時点で1勝の小埜正義だが、2着が9回もあるように成績は高いレベルでまとまっている。G3、F1とそれぞれ3回出走し、オール優参している点は高く評価していいだろう。今節のメンバーなら南関ラインの先頭で戦う可能性が高い。持ち味のタテ攻撃で別線をねじ伏せよう。萩原孝之、川崎健次もまくりの機動力を備えているが、ここは破壊力優る小埜に前を任せると考えるのが自然だ。小埜の仕掛けが早まれば萩原の差し切りも十分。
北日本勢から狙う手もある。櫻井正孝、菅田壱道の宮城コンビに小野大介が加勢するので、総合力は南関勢と互角以上。櫻井はランクS2班ながら今年は早くも2Vと勝負強さを発揮しているし、菅田も1月小倉で坂本貴に乗ると佐藤慎の追撃も封じてV。両者でワンツーも。
西岡正一は岡崎智哉を目標に地元Vを狙う。近況はかなり物足りない岡崎だが、底力はあるので軽視は禁物。