園田匠が鋭脚を発揮

園田匠
S班として臨んだ昨年7月の師匠・吉岡稔真氏の冠レースではタイヤ差でV逸。園田匠にとってホームバンクのF1戦で続けて負ける訳にはいかない。八谷誠賢が勝ち上がらないと、今節の上位陣で西日本の機動型は阿竹智史ぐらいしか見当たらないが、2月岐阜では単騎戦ながら豪快にまくり、2着以下を5車身千切って優勝している。たとえ目標不在となっても、まくり兼備の鋭い差し脚を爆発させて地元Vをゲットとみて本命に推した。
鈴木裕、海老根恵太の千葉コンビを重視してもおかしくない。鈴木は練習方法を変えて調子良好。2月松山ではまくって優勝している。海老根も全日本の3日目に一般戦ながら渡邉雄を利して勝っている。鈴木がタイミング良く飛び出すと、両者でワンツー決着も十分だろう。
当所で通算700勝達成の可能性が出てきた小嶋敬二も注目を集めそうだ。自力攻撃を多用している後閑信一の存在も気になるが、2月伊東での落車から欠場が続く。