好調な北日本コンビ
最近は安定感のある走りを披露している山崎芳仁を中心視。今年は毎場所2回以上連にからんでいて、ウィナーズカップの裏開催の3月京王閣では完全優勝と格の違いを見せ付けた。若手の後ろを回るケースが増えたとはいえ、自力も健在で、京王閣の準決では上がり11秒3の快速まくりを決めている。菊地圭尚も近況は良好だ。1月久留米、同月伊東を連覇すると、全日本選抜では着と2勝をマーク。3月岐阜の準Vはまくりによるものだったが、山崎と一緒なら前を任せる手か。
南修二は山田久徳を目標に地元Vを狙う。当所では12月に記念の準決で失格を喫しただけに、雪辱を期して気合が入っているはず。今年に入っての動きも良いし、山田の自在戦が奏功なら首位に躍り出る場面もありそうだ。
小埜正義、渡邉晴智の南関コンビも互角の戦い。また、松岡貴久、大塚健一郎の九州勢に桑原大志が加勢しそうな西日本ラインも好勝負が見込める。