外国勢が観客を魅了
中心は外国勢だろう。ブフリは今回が来日3回目。昨年も玉野G3を1着に、F1戦を3Ⅴ。出走すべて優出と引き続き日本の競輪にしっかりと順応していた。リオ五輪のケイリンで銀メダルを獲得した脚はまさに異次元。たとえ後方に置かれても、世界最高峰のパワーでねじ伏せてしまう。ウェブスターはリオ五輪・チームスプリントの銀メダリスト。今回が初来日だが、脚力とレースがマッチすれば日本勢を寄せ付けないだろう。決勝では両者で連係が有力。どんな走りを見せるか注目だ。
日本勢も意地を見せたい。金子哲大は、1月大宮記念、3月玉野記念で準決に進出とG戦でも好走。近況も4月松阪1着とムード良好だ。3月武雄を金子に乗って制した高橋大作、小坂敏之とラインの力で対抗しよう。
吉本卓仁も侮れない。乱調だが、3月千葉でVと底力は健在。西川親幸と息の合った連係で逆転狙う。三宅伸や、村上直久が復帰なら地元勢も忘れてはならない。