まくる松岡孔に期待
実力伯仲で混戦が予想される今開催だが、機動力では松岡孔明が一歩リード。2月西武園決勝ではバック8番手からまくってV。5月久留米では、初日特選は不発に終わったが、準決ではしっかりと修正し1着で決勝進出を決めた。今期はここまでV1回、準V2回で13勝を挙げ、その決まり手は全てまくりと、破壊力に磨きがかかっている。ここも十八番のまくりで別線を一蹴しよう。
得点最上位の岡部芳幸は、5月函館を着で一昨年5月奈良以来、2年ぶりのV。こちらも今期は優勝の他に準V2回とタテ脚好調だ。房州輝也や坂本周作などの機動型が勝ち上がってくれば、V獲りのチャンス。
決め脚勝負なら柏野智典も負けていない。ダービー4日目には目標が不発の展開にも、4番手から直線中コースを鋭く突き抜けた。同県の黒田淳とのコンビは強力だ。
まくりに威力ある小林則之と、それに乗る山田幸司の南関勢、好不調の波はあるが中村一将も軽視できない。