主役務める椎木尾拓
今節はG戦線で存在感を示している椎木尾拓哉が主役を務める。記念は2月奈良、4月川崎で優参、ダービーでは3走目の特選で勝ち星を挙げると、高松宮記念杯は西王座戦まで駒を進めた。目標つかんだ時の捌きは的確だし、差し脚も切れる。ここは中井太祐を援護から鋭脚を発揮する。乱調気味だった中井だが、6月武雄を完全V。特選、準決は先行、まくりを使い分けて力を見せ、決勝は元砂勇の番手回りを生かし切った。自信を深めているようなら椎木尾の追撃を振り切り地元Vもありうる。
実績なら神山拓弥も互角以上。全日本選抜で久しぶりのG1優出を果たすと、高松宮記念杯では2連対。自力による連がらみは無くなったが、成績は高いレベルで安定している。天田裕輝との連係から勝機を見出す。
6月大垣G3で準Vと好走した佐藤友和も優勝争いを賑わす。決勝でパーキンスに2分の1輪まで迫った脚勢は素晴らしく、好位確保に成功なら伏見俊昭と連独占も。