外国勢が争覇の主役
ドミトリエフ、バベクの外国勢が中心だ。ここまで優勝1回のドミトリエフだが、切れ味鋭いまくりは日本勢を圧倒している。バベクも7月富山で予選、準決を連勝、小倉では完全Vと日本の競輪にも慣れてきた。中村浩士は外国勢と連係して優勝争いに加わるか。
北日本勢は層の厚さを生かして外国勢に対抗したい。地元の坂本周輝に佐藤友和と2枚の自力型に大槻寛徳、伏見俊昭と追い込み陣も充実。ドミトリエフが大敗している決勝戦はいずれも日本勢の二段駆けにあってのもの。ここも一枚岩で結束すれば外国勢を不発にすることは可能だろう。
北津留翼もスピードなら外国勢と互角。今年は立川、宇都宮と2度の記念を制すなど勝負強さもある。大塚健一郎も鋭いキメ脚は健在。北津留の仕掛けに乗って自慢の伸びを披露する。
長島大介も侮れない。6月久留米記念、7月宇都宮とVラッシュ。スジの援軍こそ手薄だが、勢いそのままに孤軍奮闘する。