快速で魅せるブフリ
今節はブフリ、ドミトリエフの外国選手が参戦する。日本勢にはビッグレースで活躍する機動型は不在で、外国コンビがスピードの違いにものを言わせてV争いをリードする公算が大きい。今年は滑り出しから好成績のドミトリエフだが、それを上回るのがブフリだ。6月松阪の決勝でウェブスターにまくりを差されての2着以外はすべて勝っていて、7月大宮予選では500走路の記録を大幅に塗り替える12秒8のバンクレコードも叩き出した。前後は流動的だが、いずれにせよワンツーは有力。
日本勢では清水裕友の先行力に期待がかかる。5月に特進でS級にカムバックした後は持ち前の機動力を遺憾なく発揮していて、6月久留米記念では2着、優参まであと少しだった。外国勢と真っ向勝負では分の悪さは否定できないが、後方に追いやってもつれを誘うことができれば波乱もあるか。地元の湊聖二も、勝ち星多い戸田康平に、清水と目標には事欠かないので連対十分。