近況充実の成田和から

成田和也
実績上位の成田和也を本命視。高松宮記念杯では、約3年振りにG1の決勝に駒を進め、新田祐のまくりに続いて準V。さらに、寬仁親王牌決勝では、新田と渡邉一の後位を固め、福島勢で表彰台を独占した。怪我から復活を果たし、高い番手技術と鋭い決め脚でグランプリ出場を狙えるまでにランクアップ。ナショナルチームで機動力に磨きをかける早坂秀悟と好連係を決めてVをつかむ。
九州勢は地元の大塚健一郎が軸になる。共同通信社杯、寬仁親王牌を連続失格と波に乗れないままだが、好調な松川高大の存在は心強い。松川の仕掛けに乗り、ホームの意地を見せよう。
層の厚い中部勢も強力。柴崎淳は9月松戸記念を5着。3日目からは力強い先行策を披露した。さらに、続く10月豊橋では番手戦で今年初V。タテ脚ある伊藤正樹や、松戸記念でもワンツーを決めた西村光太と共に逆転を目指す。
まくり兼備の池田良や柏野智典の中国勢もV候補。