山田久が充実ぶり示す
勢いを買い山田久徳を本命に推す。12月佐世保記念を着で記念初制覇。決勝は坂本貴の仕掛けに合わせて踏んで4番手を確保すると、先まくりで地元の井上昌らを破った。ここもタテヨコ自在に動ける強みを生かし、好位確保から冴えるまくりでVをつかむ。
横山尚則と神山拓弥の関東勢も十分Vを狙える。横山は10月立川で17年2V目を挙げると、12月高松は無傷で優出。まくって逃げてと2勝を挙げて、機動力の高さを示した。神山は12月別府記念は着と優参を逃したが、好目標得てここはチャンス。しっかり連係を決めてV奪取だ。
地元地区の南関勢も見逃せない。石井秀治はギックリ腰で競輪祭初日から欠場中。しかし、12月高松を準Vの山賀雅仁や、松坂洋平、東龍之介の神奈川勢と、石井を欠いても層が厚い。特に松坂は11月和歌山を制するなど復調叶って上昇中だ。
香川雄介は、12月高松を優勝と差し脚好調。スジの目標は手薄でも侮れない。