小倉竜が威厳を示す
実績最上位の小倉竜二を本命視する。12月広島記念の初日特選では、中四国ラインの3番手から外を伸びて1着と、自慢の鋭脚を発揮した。準決で落車したが、大事には至らなかった模様で、V奪取は十分と見た。前を任せるのは、同県の新鋭小川真太郎。ヤンググランプリにも選出され、12月佐世保記念では準決進出に3勝をマークと大暴れ。好機に仕掛ければ、小倉が援護してワンツー決着だ。
地元地区の南関勢は、桐山敬太郎が軸になる。12月佐世保記念では二次予選敗退に終わったが、3連対と好調をアピール。さらに、12月西武園で17年2度目のVと近況充実だ。同県の松谷秀幸は広島記念で落車して出場が危ぶまれるが、自在戦でも結果を残す桐山なら目標がなくてもV争いには絡んでくる。武井大介も加えて強力布陣でVを狙う。
佐世保記念で2連対と上昇気配の伊藤裕貴と、三谷将太の中近勢や、ケガから復帰した牛山貴広、志村太賀の関東勢も軽視できない。