勢いを買って阿部拓
激戦模様も、勢いがある阿部拓真に期待したい。昨年6月レインボーカップで特進し、随所にF1開催の決勝で確定板入りを果たすと、11月防府は2着でS級初Vをゲット。その後も12月佐世保記念で1着など、機動力と器用な立ち回りで白星を重ねている。ここは、同県の大槻寛徳を連れてワンツー決着を狙おう。また、北勢には溜めて一発ある佐藤博紀もいてラインが厚い。
落車が続いていた北野武史だが、12月広島記念は着と17年2度目の記念決勝に進出した。今節、スジの目標は手薄だが、持ち前の鋭い差し脚でV争いを演じよう。同じく大塚健一郎も、九州の機動型が手薄な中で出方が注目される。
自在な佐藤龍二に、堅実な林雄一、大塚玲の神奈川トリオや、地元の萩原孝之ら南関勢も見逃せない。萩原は、前記の広島記念で優出するなど好調ムードだ。
年末のヤンググランプリに向けて調子を上げた鈴木竜士にも注目したい。