吉澤純が率いる関東勢
関東勢がV争いをリードする。中心は吉澤純平だ。昨年は6月地元の取手記念を初制覇。その後は落車もあったが、復帰後は10月久留米記念、12月広島記念と優出し、G戦でV争いを演じている。1月取手では優勝を逃したが、着と地元でしっかりと着をまとめた。ここも果敢に攻めてVをつかむ。援護するのは神山雄一郎。10月千葉記念を優出や、競輪祭では準決進出と調子は上向いている。岡光良も加え、強固な布陣で上位独占を目論む。
徳島勢も強力だ。島川将貴は11月伊東で桐山敬や金子哲を抑えてS級初優勝。その後も優出を重ねて上昇一途だ。堤洋や、山形一気といった同県の先輩を背に、持ち前の強地脚を活かした先行策で上位を狙う。
渡邉晴智は競輪祭で優出と、差し脚が冴えている。スジの機動型は手薄だが、流れをつかめば、鋭脚を発揮してのV獲りも十分。
吉本卓仁、小川勇介の福岡コンビも地元地区の意地を見せたい。