根田空のパワーを信頼
地元勢と別だと、援軍は手薄だが、根田空史のパワーを信頼したい。12月の違反訓練で崩した体調も回復し、今年初戦の1月小倉を準V。単騎戦の決勝は、追走する形になった吉田敏に交わされたが、真船圭―小松崎大―佐藤慎で2段駆けの福島勢を、2角後方からの強烈まくりでねじ伏せた。ここも仕掛けのタイミングが的確なら勝てる。堀内俊介もホーム戦に燃える。1月立川記念では1着で準決に勝ち上がっており、今回は先行基本に積極的に攻めてアピールするか。また、堀内が力を出し切るレースなら、同じくホームの齊藤竜也にも勝機。
最近は怪我もなく、順調に調子を上げてきた小嶋敬二に、山口富生、柴崎俊光が続く中部勢が侮れない。豪快なまくりが炸裂なら、小嶋の1年半ぶりの優勝があっても不思議はない。
黒田淳、松川高大、志村龍己も曲者ぶりを発揮しよう。特に黒田は動きに好調時の切れが戻っており、一発に期待が持てる。