層の厚い関東勢が中心

神山雄一郎
神山雄一郎が軸の関東勢がV争いをリードする。神山は1月大宮記念を着や、全日本選抜では準決進出と、4月で50歳を迎るレジェンドは衰え知らず。全日本選抜の一次予選では、目標が不発も自らまくって勝ち上がりを決めるなど仕上がっていた。1月和歌山記念の2勝から上昇ムードの相川永伍を目標に、決め脚を発揮してVをつかむ。地元の金子真也や山下渡と関東で一枚岩になれば、他地区の抵抗は難しい。
南関勢も侮れない。山賀雅仁は1月伊東を優勝と新年好スタートを切っている。続く大宮記念で落車して一本休んだが、2月松山を優参と大きな不安は無さそうだ。堅実な白戸淳太郎を連れ、鋭いまくりでVを狙う。
池田良は12月広島記念では準Vだったが、着と地元で気を吐いた。目標不在は苦にしない。好位に切り込み鋭脚発揮だ。
機動力ある松岡篤哉や、直近の2月高知を着で制した安部貴之と佐藤康紀の北勢も軽視できない。