主役は勢いのある古性優

古性優作
勢いのある古性優作が主役を務める。2月全日本選抜で16年10月寬仁親王牌以来のG1決勝にコマを進めると、続く静岡記念は着で4度目の記念Vを達成。決勝では強力な関東勢を制し、3番手から鋭くまくって村上義とワンツーを決めた。ここも、なんでもやれる“らしい”レースでVをつかむ。
根田空史のパワーも侮れない。1月松阪記念は、逃げる古性を8番手から豪快にまくって白星や、裸逃げの苦しい展開を逃げ切るなど、好走を見せて着の成績を残した。南関勢には他にも、松坂洋平と内藤秀久の神奈川両者もいるのでラインも強力だ。
金子幸央に付ける志村太賀も軽視はできない。1月松阪と伊東のF1戦を連続準Vや、2月高松記念を2連対で準決進出など、随所にキメ脚を発揮して上位に食い込んでいる。
小川勇介と大塚健一郎の九州コンビや、スジの目標は手薄だが、単騎でも十分戦える池田良も見逃せない。