実績上位の古性優から

古性優作
近況の成績で頭ひとつ抜けている古性優作が主役の一戦。2月全日本選抜は着と、16年10月寬仁親王牌以来のG1決勝に進出。さらに、同月静岡G3では通算4度目の記念制覇と波に乗っている。ここも、持ち前の的確な判断と幅広い攻撃でVをつかむ。全日本選抜で古性と共に優出した椎木尾拓哉が、好アシストからの逆転を狙う。
四国の新鋭・松本貴治も勢いがあり注目の存在。2月向日町の決勝は、取鳥雄らを先行策で完封し2着。続く3月ルーキーチャンピオンでも、南潤に迫る準Vの成績を残した。復調が待たれる濱田浩司や、湊聖二らと近畿勢に対抗する。
3月玉野記念の落車は気掛かりも、静岡記念では着の吉田拓矢も黙っていない。決勝は、古性の巧みな位置取りに後手を踏んだが、再戦のここはどんな立ち回りを見せるか注目したい。芦澤辰弘が援護役。
2月大宮でVの櫻井正孝と自在な高橋陽介の北コンビも見逃せない存在だ。