強力な外国コンビが襲来

トマシュバベク
今年も外国選手が来日し、世界レベルのパワーとスピードで魅了する。今シリーズに登場するのは、来日2度目のバベクとウェブスターだ。昨年前半は慣れない競輪に苦戦したバベクだったが、徐々に感じをつかむと7月小倉で完全Vをゲット。その後も、手堅く準決を突破してV争いを演じた。そして、ウェブスターも昨年は持ち前のスピードで堅実に優出し、Vを含む11勝をマーク。両者とも昨年の経験を生かして、今年は初戦からワールドクラスの力で日本勢を圧倒する。
日本勢では、3月福井で南修や松川高らを相手に逃げ切ってS級初Vを飾った佐伯辰哉と、佐々木則幸の中四国コンビに注目したい。機動力に加えてヨコもできる佐伯を、佐々木がアシストしてキメ脚を発揮しよう。
3月玉野記念で決勝進出を果たした福田知也と、同じく4月川崎記念で優出した白戸淳太郎の神奈川コンビや、復調気配の吉本卓仁が率いる九州勢、地元の山口富生も軽視はできない。