激戦模様も山中秀から
激戦必至のメンバー構成も、南関勢を率いる山中秀将を中心視する。昨年11月競輪祭で自身初のG1決勝に進出すると、その後も1月松阪記念や3月玉野記念で優出し、トップレベルで安定した成績を残している。特に玉野の準決は、ロングまくりで絶好調の三谷竜らを撃破。続く3月ウィナーズカップでも、2勝をマークし好調をアピールしていた。今回も武田憲祐、林雄一を連れて上位独占を狙う。
近畿コンビも侮れない。昨年12月佐世保で記念初制覇を果たした山田久徳は、今年に入っても2月高松記念で着や、同月小倉でVなど自在な走りで活躍している。3月小松島G3の落車は気掛かりだが、援護役の三谷将太も最近は鋭脚を随所に発揮していたので、復調なら期待できる。
スジの援軍は手薄も、3月久留米で優勝した菅田壱道や、高橋和也も一発が怖い存在。橋本強、高原仁志、三宅伸とマーク屋がそろった中四国勢は、いかに流れに乗っていくかだろう。