村上義が貫禄を見せる
主役は近畿勢の軸となる村上義弘。昨年はケガの影響もあり8年連続グランプリ出場は逃したが、今年は1月和歌山と2月静岡記念で準Vや、同月全日本選抜で着など常にトップクラスで活躍。自力、番手戦ともに確実に結果を残している。ここは、F1戦では手堅く優出している中井太祐をアシストして、鋭い差し脚でVをつかむ。前記の和歌山では、村上と別線で記念初Vを飾った東口善朋。今回は近畿勢で結束してV争いを演じるか。
中四国勢を率いる原田研太朗も好勝負だ。今期は2回優勝し、全日本選抜や3月ウィナーズカップでも決勝進出とビッグでも結果を出している。今回も得意の鋭いまくりで近畿勢を襲う。援護役は同県の堤洋だ。
根本哲吏を足場に差し脚を伸ばす佐藤慎太郎や、4月京王閣と名古屋を連覇と乗れている長島大介と稲村成浩の関東勢も怖い。4月函館G3で優出し、復調ムードの松岡孔明、ここで復帰予定の伊藤裕貴にも注目。