強力外国勢が魅了する
今節は強力な外国勢が参加する。4年連続4度目の参戦となるブフリは、意外な器用さも見せ、昨年はエボリューションも含めて6度のV。7月大宮では500バンクの日本記録を更新するなど、他を寄せ付けなかった。ここもワールドクラスのスピードでねじ伏せる。ウェブスターも2年連続の来日。昨年は堅実に優参を重ね、V実績もある。今年も実力を存分に発揮する。
注目は河端朋之。3月世界選手権のケイリン種目で銀メダルを獲得する快挙を達成。ナショナルチームのハードなトレーニングで鍛えたパワーとスピードは、外国勢にも引けをとらない。地元の声援を受けて、意地を見せたいところだ。
機動型では掛水泰範も好調だ。3月地元高知では、連日の豪快なまくりで無傷の優出。決勝は慣れない番手戦で失格してしまったが、状態は申し分ない。同県の佐々木則幸や、福島武士の援護も頼もしい。
自在性ある山田庸平と大坪功一の九州勢も軽視禁物。