主役は譲れぬ古性優

古性優作
ダービー着、5月武雄着でV逸の動きはやや物足りない感もある古性優作だが、対戦相手に精神的なゆとりを与えない攻撃的な競走に変わりはない。今節はスーパールーキー南潤を目標にできるだけに、展開の利を得られる可能性は大きい。メンバー次第では攻撃目標になることもありうるが、南の番手を死守してVをものにする。4月函館G3で着、デビュー最速となるG3優勝をやってのけた南で押し切りもあるか。函館決勝を含め連対の76%が逃げによるものだけに、先行力はかなりのレベル。当所なら逃げ切っても不思議ではない。
近畿勢を撃破すれば和田真久留だろう。ナショナルチームの一員だけにスピードの切れには素晴らしいものがある。4月武雄記念の2日目優秀では、吉田拓の逃げをまくった三谷竜を更にまくっている。好発進を決めれば続く岡村潤と南関ワンツーもありうる。
他にも選手そろうが、展開がもつれないと苦しいか。