スピード違う外国勢
今節はマシュー・グレーツァー、テオ・ボスが参戦する。本命にはグレーツァーを推した。今年が初来日ながら4月宇都宮ではいきなり3連勝。決勝はボスの逃げに乗ったとはいえ、幸先よくVをゲットすると、続く5月福井は3日間逃げて完全V。新鋭・南潤の挑戦を受けた決勝は番手にはまった南が仕掛けて出るも、余裕で合わせて不発に終わらせた。リオ五輪スプリント4位のスピードは一級品。今節も違いを見せ付けよう。ボスは今年2戦目の5月函館で完全優勝し、日本での通算Vを19まで伸ばした。宇都宮の決勝と逆の並びならボスの勝機は拡大する。
山本伸一は5月福井で3日間グレーツァーと対戦して着。1回も先着はできなかったものの、そつない立ち回りで確定板入りを果たした。うまくレースの流れに乗りたい。
注目株は新鋭の門田凌だ。4月西武園記念では1着と3勝の大暴れ。南に続く外国勢への挑戦でどこまで苦しめられるか。