百戦錬磨の川村晃が中心
川村晃司がVの筆頭候補だ。5月名古屋記念を優出し、続く小松島は決勝を堂々逃げ切って完全Vを達成と、今年42才を迎えても、機動力は衰え知らず。6月宇都宮記念では、南潤と連係を外して準決敗退に終わったが、今回は本来の自力戦になりそうなメンバー構成。同地区の援軍は手薄でも、百戦錬磨のタテ攻撃でVを奪取する。
得点最上位は中村浩士。5月名古屋記念で落車して復調途上ではあるものの、高いレベルの成績を残している。堀内俊介、東龍之介の神奈川勢を盛り立てつつ、最後は決め脚を発揮する。
早坂秀悟はなかなか成績がまとまらないが、トップスピードは輪界随一。仕掛けがはまれば別線を一蹴する場面も。守澤太志は落車禍から抜け出し、6月宇都宮記念、7月小松島記念を連続優出と上昇一途。力を合わせて逆転を目指す。
先行力でリードする山岸佳太と、岡光良の関東勢も侮れず、ベテラン小嶋敬二のまくり一発にも要警戒。