豪脚ブフリが圧倒する
ブフリが主役を務める。4度目の来日のブフリは日本の競輪も完全に手の内に入れ、6月取手G3を完全Vなど目下11連勝中。次元の違う強さを示している。昨年12秒8と驚異的なバンクレコードを叩き出した当所で、再び日本勢を圧倒する。グレーツァーも初来日ながら2度の完全Vと、世界選スプリント王者の実力を発揮している。前後は流動的だが、どちらが前でも外国勢の優位は揺るがない。
山田庸平は6月宇都宮記念を1着。決勝は中川誠の快速まくりにピタリと続き、初の記念決勝で準Vと結果を出した。今回は得意の自在戦で波乱を起こすか。タテ脚鋭い坂本健太郎と息を合わせて強敵撃破を目論む。
中西大の機動力も魅力的だ。ムラこそあるものの、徹底先行でG戦でも存在感を放っている。自慢のパワーで真っ向勝負を挑む。
久米康平もシリーズ屈指の機動型。差し脚健在な堤洋の援護も頼もしい。好調な池田勇人も軽視は禁物。