激戦も九州両者が中心
実力伯仲も、九州勢がV争いの中心だ。当所では4月にエボリューションを勝っている荒井崇博は、8月川崎G3で通算14度目のG3優勝を達成。決勝は佐藤幸の番手から鋭く抜け出し、チャンスをモノにした。吉本卓仁はカマシ、まくりを主武器に近況はF1戦をコンスタントに優出。今節は機動力最上位の存在だ。同じく当所は好相性の吉本が持ち味の豪快な仕掛けで別線を一蹴すれば、差し脚確かな荒井が勝機を逃さない。
佐藤友和は試行錯誤を重ねて徐々に状態が良化。7月青森では気迫の地元Vを決め、8月京王閣は準V。F1戦の成績をまとめている。守澤太志は、またもや落車して一本休んだが、復帰戦の8月豊橋を着と不安はない。好連係を決めてV奪取を目論む。
牛山貴広も見逃せない。7月小松島記念を制し、オールスターでも2連対と仕上がっている。地元の山田義彦に乗り、鋭脚を伸ばす。
自在な山形一気と、湊聖二の徳島コンビも間隙突く。