ラストもグレーツァー
ここが最終戦となるグレーツァーが主役だ。今年が競輪初挑戦も、9月立川までにエボリューションを含む7Vを達成。さらに、連対を外したのが35走中2回と、圧倒的な力を披露してきた。外国人1人参戦は望むところ。世界選スプリント王者のスピードで圧倒する。
日本勢からは、鈴木竜士に注目だ。7月弥彦記念は、冷静に3番手を確保から鋭いまくりを決めて準決を圧勝。決勝では、諸橋愛を連れて先行し、地元Vに貢献した。その後も、8月小田原のブロックセブンを快勝するなど好調時のダッシュ、粘りが戻った。安定感ある武藤龍生を連れてグレーツァーに挑む。
オールスターでの落車は気掛かりだが、小川勇介と田中誠の福岡両者に、8月川崎G3を制した荒井崇博までがそろった九州勢も侮れない。また、オールスターから復帰した稲川翔は、中西大をアシストして巻き返しの糸口をつかみたい。乗れてる川口聖二の一発や、目標手薄でも濱田浩司の鋭脚には要注意だ。