別線を完封して渡邉雄
渡邉雄太率いる南関勢がV争いの中心だ。渡邉は5月名古屋記念で初の記念Vをマーク。その後は落車もあったものの、また勢いに乗り始めた。9月青森記念では、初日特選で吉田拓を鋭いまくりで捕らえるなど、着の好走。決勝は、打鐘先行で、ラインを固めた山賀雅のVに大きく貢献した。ここは、9月向日町記念を優出した齊藤竜也と、成田健児の神奈川コンビの援護を受け、積極的に仕掛けて別線を沈黙させよう。
天田裕輝は、9月豊橋を準V。決勝は、柏野智に交わされはしたものの、ホームカマシで見せ場を作った。ここは地元G1の直後の開催だけに、更なる上積みも望める。8月向日町をV、9月弥彦を準Vと、好成績が続いている河野通孝を連れて、V奪取を目論む。
自在な立ち回り光る黒田淳と、池田良の中国勢もV候補の一角を占める。
スピードが蘇った永井清史も一発あるし、勢いある窓場千加頼と、澤田義和の近畿勢も侮れない勢力だ。