最終戦に臨む外国両者
今節は『第19回オランダ王国友好杯』。もちろん主役は、ボスとブフリのオランダコンビだ。ボスは9月伊東までに、29走して25勝をマーク。連対を逃したのは、今年初戦の4月宇都宮決勝のみで、エボリューションを含む7Vを達成している。ブフリも6月取手G3を4連勝で制すなど、各地で白星を量産した。両者とも、今節が今シーズン最終戦。取手G3決勝と同様、ワンツー決着で締めよう。
日本勢では、岩本俊介が期待の星。共同通信社杯で鎖骨骨折から復帰し、着。連日、持ち味である破壊力抜群のまくりを披露して復調をアピールした。外国勢相手にも軽視は禁物だ。渡邉晴智が岩本に食らいついてワンツーを狙う。
オールスター最終日に、太田竜を痛烈まくりで仕留めた吉田拓矢と、岡光良の関東両者も怖い。また、外国勢キラーの工藤文彦、鎖骨骨折から徐々に復調している小川真太郎、先行が売りの中西大もスジの援軍は手薄だが、見逃せない存在。